川島哲のキャストパーシャルの真実

第13回 キャストパーシャルの真実

模型事件 パート3 Denture Designを学ぶには

 

欠損臨床模型は数個しか入手できなかったが、それはそれで貴重品でした。

ただし、東京歯科技工専門学校でゴム枠に石膏流していた助手の先生には、大変迷惑をかけたと心苦しかった。

そこで、学生に、今回の件で申し訳ないことをお願いして失礼しましたと、メモを託した。

そのことでのお詫びで彼女とお付き合いし、ちょっとした今回の障害がきっかけで生涯の伴侶になるとは思いもよらない嬉しい展開だった。

周りの方々は、まさかの出来事でなおみ先生は私に騙されたんだとの噂がまかり通ってました。

私は26歳で彼女は23歳の出来事です。

この年の12月に日本歯研工業を後にして、私は池袋にありますデントサービスといタイコニウムLaboに勤めることになりました。

東邦歯科技工学校専攻科 専任講師 志村宣夫先生の紹介で入ることが出来ましたが、先輩に東邦出身の安藤様が居られたので、すぐに馴染めました。

入社の動機は、こじんまりしているのと社長さんが金属床専門で当時有名でありました三金工業の技術部長されてた方とお聞きしてましたので、志村先生の学べるが移籍のポイントでした。